<+αの対応がお客様の「よかった!」に>細越

お住まいだった方が施設に移られたため、ご兄弟からのご依頼で一軒家丸ごとのお片付けを行いました。
見積もりに伺ったときに親族の方が4,5人いらっしゃったのでどうしたのかと思ったら、「どこかに財産があるはず」とのことでした。
しかしそのときは少ししか見つからず、「そういうのも探してくれるの?」と聞かれたので、「もちろんです」と伝え、作業時に探すことになりました。
そして作業当日。
細部までチェックしながら片付けを行っていると、財産が次々に出てきました。
洋服のポケットや処分品しかないと思われたお部屋からも、びっくりするほどの大きな財産が見つかりました。
作業が終わった後に、「あのお金が出てこなかったらこれからの手続きが何もできないと思っていました。すごく助かりました。ありがとうございます」とお言葉をいただきました。
実は作業開始前、訪問したときに、理由は不明なのですがお客様が家の鍵を開けられないというトラブルがあったんです。
お客様はもう鍵屋を呼ぶしかないというご様子だったのですが、作業スタッフの1人が工夫しながら取り組んだところ、扉が開きました。
こちらはちょっとした工夫で開いたので特に追加料金はいただいていなかったのですが、「普通は何万円と請求するところじゃないんですか?」と言われたんです。
そういうこともあり、「すごく誠実に感じられた」とお言葉をいただき、お客様の「困った」を「よかった!」にできた案件だったのではないかと思います。
<突然の相場下落があっても・・・>松澤

家のお片付けという依頼内容で伺ったのですが、「結局片付けが必要なくなった」と告げられました。
ただ、買取できる物があったのでそのことをご提案させていただき、お買取のみをさせていただくことになりました。
査定をしながら色々とお話をしていくなかで信頼をいただけたのか、元々は他社に買取を依頼していた切手を当社に売ってくれるというお話になり、最終的には他社に預けていた物を全て当社で買取することになりました。
さらにその方から後日ご連絡があり、「知り合いの家でも切手など買い取ってほしい物がある」とのことだったので、お知り合いの方のお宅にも伺うことになりました。
それ自体は良かったのですが、紹介してくださったお客様の切手をお買取したときと、お知り合いの方のお宅にお伺いする日までの間に相場がかなり下がってしまっていたんです。
最初のお客様より大きい額の切手や記念硬貨があったにもかかわらず、買取金額は最初のお客様よりも安くなるという状況になってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、「いいですよ。だいぶ下がっちゃったんですね」とすんなり受け入れてくれました。
おそらく、最初のお客様が「絶対信頼できるから預けた方がいいよ」と言ってくださっていたこともあり、信用していただけたのだと思います。
お客様のお困りごとを解決しようという心持ちで対応したことで絶対的な信頼をいただけたのは自信にもつながりましたし、買取価格は下がってしまったものの、お客様も売ったことで踏ん切りがついたとのことで、最終的にお客様の「よかった」をつくり出すことができたようで良かったです。
<何年経っても無くならない繋がり>遠藤

2018年に北海道胆振東部地震がきっかけで伺った厚真のお客様から、「覚えてる?」とご連絡がありました。
その方は元々蕎麦屋を営んでいて、伺ったときに食事をご馳走になったり、奥様が陶芸をされていて気に入った作品を買わせていただいたこともあって、私もよく覚えていました。
そして「また来てくれないかい?」とのことだったので7年ぶりにお買取でお伺いすることになりました。
お買取は大きな金額にはならなかったのですが、奥様は「少しでも物を減らせてすごく良かった」と喜んでくださいました。
ご夫婦にとっては、価格よりも私たちの対応や物が減らせたことに良さを感じてくださっていたようで、今回はお知り合いをご紹介いただき、お知り合いに渡す用の名刺もお渡ししました。
その後も再度「また来てくれないかい?」とご連絡をいただきまして。
たとえ7年経っていても当時の対応を覚えていてくださっていたこと、価格以外のところでお客様に「よかった!」と思っていただけたことが嬉しかったですね。