札幌の不用品買取/お片付け専門 おまかせネコの手です!
突然ですが、みなさんはスプレー缶の正しい処分方法を知っていますか?
おおよそのことは知っていても、細かいところはわからないという方が多いのではないでしょうか?
スプレー缶の処分は、間違えた方法で行なってしまうと、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
いま一度、安全で正しい方法を見直してみましょう!
札幌のスプレー缶事故
2018年12月、札幌市の豊平区で、飲食店や不動産会社の事務所がある2階建ての建物が爆発/全焼しました。
半径およそ100メートルの範囲で、爆発した建物を含めて20棟、車両26台に被害があったそうです。
この出来事は札幌の方ならご存知ですよね。
当時の現場は大混乱だった記憶があります。
そんな大事故の原因は『スプレー缶』でした。
店内で窓を開けずに、消臭スプレー120本のガス抜きしていたとのことで、室内にガスが充満し、給湯器の日が引火したとのことです。
引火の成分
スプレー缶の中には「ジメチルエーテル」という成分が含まれていたと言われています。
ドラッグストアやスーパーで売られている家庭用品にも、噴射剤として液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)といった可燃性ガスが使用されていることが多くあります。
これらの成分は、火気や高温によって、引火や爆発事故を引き起こす危険性があります。
スプレー缶の正しい使い方としては、火気と高温に注意することが鉄則です。
札幌市でスプレー缶を捨てるには
札幌市では、スプレー缶やカセットボンベは無料で収集されます。
「燃やせるごみ」と同じ日に、中身を使い切り、穴をあけないで、指定ごみ袋とは別の、透明または半透明の袋に入れて出しましょう。
【注意点】
- 指定ごみ袋の中には決して入れない
- 透明または半透明の別袋に入れて出す
- 「燃やせないごみ」の日には出せない
- できるだけ一度に出す量を少なくする
スプレー缶の安全な処分手順
【手順1】缶をカラにする
- 製品を使いきって、缶をカラにしましょう。
- 使いきれない場合は、中身を出してカラにしましょう。
※火気に注意し、窓を開けて換気をしましょう
【手順2】缶がカラになったか確認する
- 缶を振って音を聞いてみましょう。
※カラだと思っても、使用条件により中身が少しだけ残ることがあります
【手順3】ガス抜きキャップを使ってガスを抜く
- 製品に書いてある『ガス抜きキャップの使い方』をよく読みましょう。
- ガス抜きキャップがない場合は、ボタンを押してガスを完全に抜きます。
- 屋内で中身を出すと、近くの火気や静電気で引火することがあるので危険です。
- ティッシュや新聞紙に吹き付けることで、周囲への飛散に配慮しましょう。
【手順4】ごみに出す
- キャップや噴射のためのボタンなどのプラスチックを分別しましょう
- 容易に取り外せない場合は、無理して外さなくても大丈夫です
- ごみの出し方は、地域によって異なるので、分別の仕方を確認してルールを守りましょう。
安心・安全な処分をするために
スプレー缶に限らず、処分するときに注意すべきことはまだまだあります。
正しい知識を身につけておくことで、家族や自分自身を守ることができるでしょう。
おまかせネコの手では、法律に則った正しい処分方法をご案内しております。
また、不用品の中に危険物がないか、きちんと確認した上で作業いたします。
ご自身では処分が不安なときや大変なときは、ぜひおまかせネコの手へお問い合わせください!